


存在感どっしりで、ドーン、です!!
見た目もゴージャスですから!!
輪郭がハッキリしていながら、しっとり系で楽しめるタンザニアの南部産です。
タンザニアといえば、やっぱり北部産のキリマンジャロのアイテムが有名だと思いますが、こちらの南部産もイイとこだらけです。
夜行便みたいな重い香りに、ジンワリと流れ込んでくれる飲口、噛みしめたくなってしまう後味です。
キリマンジャロ特有の??
鋭いシャープさはあまり感じられない…。
たぶん、相対する感じのするのが、タンザニア南部産なんですよね~。
お奨めローストは、断然シティです。
焼きの具合で言えば、2ハゼ10秒です。
皮つきオレンジとチェリーを沈ませたら、アツアツのお湯でサッと作った、とても直向きな紅茶の雰囲気がイイ感じ!!
しかも、北隣のケニアに似た重厚な香りだし、そして、南隣りのマラウィに似たクリーンな舌触りだし!!
アッチとコッチのイイとこだけを集めたような風格は、なかなか優等生だと思います。
後味まで続くダークなフルーティな爽やかさと、うまく絡んでくれるシルキーで濃厚なブラウンシュガーっぽいボディが、飽きさせませんよ~。
また、フレンチあたりで焼いて、水出しで楽しむアイスコーヒーも美味でした。
すっきりなタイト、いわゆるスタイリッシュ!?
と、でもいいましょうか。
あ、焼いてからの貝殻が多いです…。
けっこう取る感じです…。
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Tanzania Mawengi Factory AAA / タンザニア マウェンギ・ファクトリー AAA
1997年に30名の生産者で結成されたマウェンギコーヒーグループ。
マウェンギコーヒーグループは、セミウォッシュドコーヒーを作るために1997年に結成。
2017/2018クロップから、より付加価値の高いフルウォッシュドに精製方法を切り替えている。
さらにオーガニックコーヒーを栽培をスタートし始めた。
グループ長は、クリストファー・ハウレといい、彼の手腕が今後のグループの行方を左右する。
このグループが栽培している品種はブルボン系のN39とケント系のKP423である。
タンザニア本土にコーヒーが伝わったのは1863年。
レユニオン島に進出していたフランス・カトリック聖霊会派の神父らによってブルボン種が持ち込まれた。
日本でモカやブルーマウンテンとならぶ人気銘柄のひとつとなっているキリマンジャロに伝わったのは1898年。
1920年代にはケント種が伝えられた。
タンザニア経済は農業に立脚しており、労働人口の約70%が農業に従事している。
コーヒー生産農家45万世帯あり、生産量全体の90%を占めるほど、小規模農家が多い。
また何らかの形でコーヒー産業に関わっている人たちが約240万人おり、全人口の6%である。
キリマンジャロコーヒーは、上質のコーヒーとして、世界中で愛好される主要輸出品であり、貴重な外貨獲得源となっている。
[地勢・気候]
日本の約2.5倍の国土を持つタンザニア。
北東部にアフリカ最高峰のキリマンジャロ山(標高5,895メートル)、北部にアフリカ最大のビクトリア湖、西部にアフリカ最深のタンガニーカ湖(水深1,471メートル)がある。
いずれもグレートリフトバレーによって形成されたものである。
国土の大半がサバナ気候に属し、中央部がステップ気候、南部と北部の高地山岳部が温暖気候である。
降水量は海岸部やビクトリア湖岸、キリマンジャロ周辺では1000mmを超えるが、内陸部では500mm程度のところが多い。
[生産状況]
タンザニアのコーヒー生産量は年間3-4万トン。
70%がアラビカ種、30%がロブスタ種である。
90%は平均5ヘクタールの小規模農家で、10%が30-150ヘクタールの大規模農園で生産されている。
アラビカ種の小規模農家は居住地域の協同組合の加入しており、組合が生産者に代わって販売を行ってきた。
1994年コーヒー豆流通の自由化により、民間業者が直接生産者から買えるようになった。
特に数量の限られたスペシャルティーコーヒーは直接取引される場合が多い。
[主要生産地]
主要産地はモシ、アルーシャ、ムベヤ、マテンゴ、ムビンガ、ルブーマ、ウサンバラ、イリンガ、モロンゴ、キゴマ、ンゴラ、キリマンジャロ。
アラビカ種は、キリマンジャロ北部、アルーシャ。ムベヤ南部、ムビンガ、キゴマ西部。
タリメ、ビクトリア湖地区、タンガ地区。
ロブスタ種は、カゲラ地区からビクトリア湖西部にかかる地域。
[品質・格付]
グレードは10段階。
AA,A,B,C,PB,ELEPHANT,AF,TT,T,F
[流通]
タンザニアコーヒーボード(TCB)が品質、価格調整、輸出を全面的に統括している。
1950年代に、小規模農家からコーヒーチェリーを集荷する目的で、単位協同組合が組織され、各コーヒー産地に設置された。
2001年に、小規模農家への技術及びマーケティング支援の目的でキリカフェが誕生した。
最近のトレンドは、協同組合が農業法人に組織変更し、組合を通さずに二次加工を行い、直接生豆を販売するように変化してきている。

【詳細データ】
[品名]マウェンギ・ファクトリー AAA
[生産国]タンザニア
[地域]ンジョンベ州ルデワ地区
[生産者]マウェンギ・コーヒー・グループ
[クロップ]2017
[規格]AAA
[スクリーン]19アップ(70%)、18アップ(95%)
[木の品種]ブルボン(N39)90%、
ケント(KP423)10%
[標高]1850-2050メートル
[年間降雨量]1300-1800ミリ
[年間気温]18-25度
[精製方法]フルウォッシュド
[開花時期]9月-10月
[収穫時期]6月-8月
[船積時期]2017年12月
[保管方法]定温倉庫
[ロットナンバー]033-DE-104-0033
<<<焙煎豆での補足事項>>>
■お奨めロースト:シティ
■内容量:ハンドピック、焙煎度合の水分蒸発等により、生豆時のグラム数から10~30%目減りします。
■賞味期限:煎豆で1ヶ月程度です。(挽豆時は、7~10日間)
■飲頃期間:煎豆で2~15日間です。(挽豆時は、2~3日間)
■保存方法:密閉容器等に入れて、冷暗所等お奨めします。
また、高温多湿時は冷蔵、1ケ月後は冷凍がお奨めです。
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<<<生の豆での補足事項>>>
■状態:焙煎をしていない、生豆のままの状態です。
■加工:ハンドピックは行っておりませんので、小石や木片、コンクリート等が混入している場合があります。
■保存方法:高温多湿を避けた、冷暗所等でお願いします。
また、梅雨期や猛暑日等は低温冷蔵等をお奨めします。
■備考:生豆卸業を兼ねております。
※生豆卸業:2.4キロ以上ほしいっ!!
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こちらの商品は、化粧箱ギフトのラッピング加工が可能です!
■内容量/生豆時300グラム入り(煎豆時240~270グラム)です。
■仕様/珈琲豆専用のアルミ缶にお入れして、化粧箱にてラッピングします。
■加工料金/別途500円です。
■ご注文方法/ご注文時に「300gギフト」をお選びくださいね!
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