


しっとりと上品で、それでいてジューシーなグァテマラ??
標高1600メートルを超える、グアヤボ農園のパカマラ100%です。
ドナドさんが、急勾配を這い上がりながら、丹念に作り上げる大粒仕様のパカマラです。
あの印象深い香りの漂いかた、とか、思いっきりジューシーで強烈なインパクトはないものの、この穏やかさが“イチ押し”のアイテムです。
きっと、普段着みたいな感じ…かと。
すっきりマイルドなので、シーンを選ばない優れものだと思いま-す。
オススメのローストは、強めのシティに、なっちゃいました。
穏やかに立ち上がるお花畑のようにフローラルな香りが印象的だったし、飲口のハーモニーが揃っていて…。
完熟マスカットに、ブラック系のチェリー、あと、シトラスチックなチョコ風味も、あったし…。
後味には、爽やかなアップルみたいな味もついてきました。
また、まったり楽しむフルシティも、味わいがありました。
噛みしめるように…、弾力がある感じ…、果実のネクターみたいな…。
滑らかな舌触りなので、潤いながら流れていく感じ…でした。
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プラン・デル・グアヤボ、パカマラ / Finca Plan del Guayabo, Pacamara
グァテマラの首都、グァテマラシティより車で5時間。
どちらかと言うと乾燥したイメージの地域です。
ヌエボオリエンテ地区は、グァテマラの主要産地の中では最も新しい産地でここグアヤボ農園もベンジャミン・ドナドが1990年に創業。
28ヘクタールの農地から始め、現在は72ヘクタールまで拡張。
カツアイをメインに、カチモール、パカマラ、SL28等を栽培しています。
この農園の、特筆すべきは、急な傾斜。
一番低い所でも1400メートル。
そこから一気に急な傾斜を上り一番高い所は1600メートル以上になります。
誰もが無理だと思った土地にベンジャミンはコーヒーを植えここまで立派に育て上げました。
その並々ならぬ努力と情熱、御歳66歳にしてあの傾斜を涼しい顔して登るベンジャミンの体力には脱帽です。
農園は下の辺りで標高が1,400m。
随分高い位置にあります。
現在、パカマラは高さがどれも150cm程度。
これは、カットバックを2回行った木だそうです。
カットバックは、3~4年に1回行う為、根元の部分は12年位経っていても葉や枝の部分は2年、3年物です。
どの木も、パカマラ特有の大きな葉っぱに茶色い新芽をしています。
区分けされているカツアイも順調のようです。
パカマラの木とカツアイの木の違いは非常に分かりやすく、パカマラが全体的にモコモコ、ドッシリした感じの枝振りに対し、カツアイは落ち着きの無く四方八方に手を広げているような感じです。
山の中に水脈があるのか、地中から水が染み出してアチコチぬかるんでいます。
あまり足場も良くない為、ある程度見て終わりかと思ったら今度は、杖を探せと来ました。
プラン・デル・グアヤボ農園の凄さはここからでした。
約1,400mの地点から、今度は、山の中を1番高い所まで行こうというのです。
この後、特に何ら説明も無く、ただひたすら山の勾配を登り続けました。
御歳60歳のドナド氏がズンズン先に進む為、こちらもついて行かざるをえません。
山の中をひたすら歩きに歩き、所々、見晴らしの良い所で休憩しつつ息を整え、さらに先を進みます。
高台から見るといかに火山の多い国かよくわかります。
中には、巨大な火山火口に出来たカルデラ湖を埋め立ててしまった所もあります。

【詳細データ】
[品名]プラン・デル・グアヤボ、パカマラ
[生産国]グァテマラ
[地域]ヌエボオリエンテ、ボルカンデサチタン
[生産者]プラン・デル・グアヤボ農園
(農園主:ベンジャミン・ドナド)
[クロップ]2015/2016
[規格]SHB、EP
[欠点規格]0-6/300g
[スクリーン]19アップ
[木の品種]パカマラ
[乾燥方法]100%サンドライ
[標高]1675メートル
[年間降水量]1500ミリ
[栽培方法]シェードツリー
[精製方法]フルウォッシュド
[開花時期]4月-5月
[収穫時期]1月-3月
[船積時期]2016年6月
[保管方法]定温倉庫
[ロットナンバー]11/44077/14
<<<焙煎豆での補足事項>>>
■お奨めロースト:シティ<+>
■内容量:ハンドピック、焙煎度合の水分蒸発等により、生豆時のグラム数から10~30%目減りします。
■賞味期限:煎豆で1ヶ月程度です。(挽豆時は、7~10日間)
■飲頃期間:煎豆で2~15日間です。(挽豆時は、2~3日間)
■保存方法:密閉容器等に入れて、冷暗所等お奨めします。
また、高温多湿時は冷蔵、1ケ月後は冷凍がお奨めです。
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<<<生の豆での補足事項>>>
■状態:焙煎をしていない、生豆のままの状態です。
■加工:ハンドピックは行っておりませんので、小石や木片、コンクリート等が混入している場合があります。
■保存方法:高温多湿を避けた、冷暗所等でお願いします。
また、梅雨期や猛暑日等は低温冷蔵等をお奨めします。
■備考:生豆卸業を兼ねております。
※生豆卸業:2.4キロ以上ほしいっ!!
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こちらの商品は、化粧箱ギフトのラッピング加工が可能です!
■内容量/生豆時300グラム入り(煎豆時240~270グラム)です。
■仕様/珈琲豆専用のアルミ缶にお入れして、化粧箱にてラッピングします。
■加工料金/別途500円です。
■ご注文方法/ご注文時に「300gギフト」をお選びくださいね!
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